人中短縮ボトックス

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人中短縮ボトックスとは、人中と呼ばれる部位(唇と鼻の間の部分)にボトックスを注入し、人中部分を短く見せるための美容医療です。
人中を短く見せることで、可愛らしい印象や小顔に見せる効果が期待できます。
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ボトックスは、ボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)を有効成分としている医薬品であり、注入してから、約1週間〜2週間くらいで効果が現れ、3か月〜6か月程度効果が持続します。また、継続して施術を受けていただくことにより、効果持続期間の延長が期待できるのも人中ボトックスの特徴です。
人中短縮ボトックスはダウンタイムが少ないため、切開による人中短縮に抵抗がある方には最適の施術です。
About
人中短縮ボトックスが必要なケース

人中とは、唇と鼻の間の溝の部分のことをいいます。
人中が長いと顔が間延びした印象を与えてしまい、短いとスッキリとした印象になると言われており、人中の長さは人の顔の印象を左右する重要な部分といえます。
また、人中とアゴの長さには黄金比があり、人中:アゴ = 1:2の比率が理想的とされています。
この比率に近いほど、可愛らしい童顔フェイスであったり、若々しい印象になりやすいと考えられています。
Effect
人中短縮ボトックスで得られる効果
人中短縮ボトックスで得られる効果は主に3つあります。
- 若々しい・可愛らしい印象になる
- 継続注射で唇上のしわを予防できる
- リップのリフトアップ
人中短縮ボトックスで得られる効果①若々しい・可愛らしい印象になる
人中が短いと口元が若々しい印象になり、さらには童顔で可愛らしい印象になります。
芸能人の中でも、可愛らしく若々しい印象を持つ方は、人中が短い傾向にあります。
人中短縮ボトックスで得られる効果②継続注射で唇上のしわを予防できる
ボトックスを継続することで、加齢によってできる口元の縦ジワの予防が可能です。
口元には口輪筋という筋肉があり、長年の口元の癖などが原因で縦ジワができます。
ボトックスの筋肉を緩める働きによって、萎縮した筋肉が緩められたり筋肉の収縮が抑制されるため、口元の縦ジワを予防するなどアンチエイジング効果も期待できます。
人中短縮ボトックスで得られる効果③リップのリフトアップ
人中短縮ボトックスを打つことで、リップのリフトアップ効果も期待できます。
口輪筋にボトックスを打つと上唇の山が上を向くため、特に唇が薄い方はリフトアップの効果を感じられやすいです。
また、唇が上を向くことで、ふっくらした唇に見せることもできます。
Recommend
人中短縮ボトックスを推奨する方

- 人中が長く気になっている方
- 気軽に小顔効果が得られる施術を受けたい方
- のっぺりとした顔の印象をスッキリした印象に変えたい方
- 面長な印象を変えたい方
- 垢抜けたい方
- 間延びした印象を変えたい方
- メスを使わずに人中短縮したい方
- ダウンタイムが少ない施術を希望している方
- 可愛らしい印象の顔にしたい方
- ナチュラルな仕上がりを希望している方
- 口元を若々しく可愛らしい印象にしたい方
- 唇をふっくらしたように見せたい方
Merit
人中短縮ボトックスのメリット

人中短縮ボトックスのメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- 傷跡が残らない
- ナチュラルに鼻の下を短くできる
- 数回施術を継続すると長期間の効果持続が期待できる
人中短縮ボトックスのメリット①傷跡が残らない
切開による人中短縮の場合、鼻の下や唇の上に傷跡が残りますが、ボトックスで人中短縮を行う場合は傷跡が残りません。
施術直後は針穴や注射の赤みが出現することもありますが、ボトックスの注入は極細針で行うため、24時間程度で徐々に消えていきます。
また、内出血が起こる場合もありますが数日でおさまるため、最終的に傷が残ることはありません。
人中短縮ボトックスのメリット②ナチュラルに鼻の下を短くできる
人中短縮ボトックスでは、ダウンタイムが軽い(ほとんどない)ことや仕上がりが自然なことから、ナチュラルに鼻の下を短く見せることができます。
横から見てもナチュラルに仕上がるため、周囲にバレず垢抜けたい方や可愛らしい印象の顔にしたいという方に向いています。
人中短縮ボトックスのメリット③数回施術を継続すると長期間の効果持続が期待できる
通常、ボトックスの持続期間は3〜6か月程度ですが、継続的に施術を受けることにより、持続期間が延長し長期間キープできる効果が期待できます。
Demerit
人中短縮ボトックスのデメリット
人中短縮ボトックスのデメリットとして以下の3つが挙げられます。
- 一時的に口を動かしにくくなることがある
- ガミースマイルが悪化する可能性がある
- 人中短縮を受けられない方がいる
人中短縮ボトックスのデメリット①一時的に口を動かしにくくなることがある
ボトックスは、筋肉を緩める作用があるため、一時的に口を動かしにくくなることがあります。
食べ物や飲み物をこぼしやすくなる場合があり、特にストローで飲み物を飲むときは気をつけましょう。
人中短縮ボトックスのデメリット②ガミースマイルが悪化する可能性がある
人中短縮ボトックスにはリップリフト効果があるため、ガミースマイルの方は推奨できません。
笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルは、唇が上がることが原因のため、人中短縮ボトックスを受けることでさらに唇が上がるため悪化する恐れがあります。
人中短縮ボトックスのデメリット③人中短縮を受けられない方を受けられない方がいる
妊娠中の方はボトックス施術を受けることができません。
また、妊娠を予定している方や妊娠を優先したい方もボトックスによる施術は受けられないため、切開施術を検討する必要があります。
Q&A
人中短縮ボトックスのよくあるご質問
人中短縮ボトックスとはどのような手術ですか?
人中短縮ボトックスは、鼻の下から上唇までを短く見せることを目的とした注射による施術です。上唇を持ち上げる筋肉の過剰な働きをボツリヌス製剤によって弱めることで、上唇がわずかに上がり、相対的に人中が短く見える効果が期待できます。 外科的な施術に抵抗がある方や、手軽に試したい方に向いています。
人中短縮ボトックスの施術にはどのくらいの時間がかかりますか?
人中短縮ボトックスの施術自体は、通常5分から10分程度で完了します。カウンセリングや準備なども含めると、クリニックでの滞在時間は30分から1時間程度となることが多いです。施術後すぐに帰宅することが可能です。
人中短縮ボトックスのダウンタイムはどのくらいですか?
人中短縮ボトックスのダウンタイムは比較的短く、ほとんどありません。注射部位にわずかな赤みが生じる場合がありますが、通常は数時間から1日程度で自然に消失していきます。日常生活への大きな支障は少ないとされています。稀に、注射部位に軽い腫れや内出血が見られることがありますが、数日程度で落ち着きます。
人中短縮ボトックスの効果はどれくらい持続しますか?
人中短縮ボトックスの効果持続期間には個人差がありますが、一般的には1ヶ月から3ヶ月程度と言われています。効果が徐々に薄れてきたと感じられたら、再度施術を受けることが可能です。
人中短縮ボトックスの施術後に注意することはありますか?
施術後数時間は、注射部位を強くこすったり、マッサージしたりするような行為は避けるようにしてください。また、当日は激しい運動やサウナなど、血行が過度に促進されるような行為もお控えください。強く口をすぼめるような表情や、上唇を突き出すような動作も、施術後数日は避けることが望ましいです。
人中短縮ボトックスはどんな方に推奨されますか?
人中が長く見えるのが気になる方や、上唇が薄く閉じ気味に見える方に最適です。また、外科的な施術には抵抗があるけれど、人中の印象を少しでも変えたいという方にも適しています。
Doctor このページの監修医について

島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長