手のひらボトックス

目次
目次
About
目次
手のひらボトックスとは

特に、緊張するシチュエーションでは手汗の分泌が活性化されるため、「手汗をかいたらどうしよう」と思えば思うほど、手汗の分泌が増加してしまうという悪循環に陥ってしまうケースもあります。
ボトックスには汗の分泌を抑制する効果があるため、手のひらに直接ボトックスを注入することで、手汗の量を減少させることが可能です。
ボトックスが気になる部位に注入するだけで、すぐに効果を実感していただくことのできる美容施術です。
施術時間が短いだけではなく、効果発現が早く、美容施術をしたことがバレてしまう心配もありません。
手汗はもちろん、多汗症や汗のニオイはボトックス注射で改善できる可能性があります。
汗にお悩みの方は、ぜひお気軽にまぶたのクリニックまでご相談下さい。
Reason
手のひらボトックスで手汗が止まる理由

ボトックスは、A型ボツリヌストキシンと呼ばれるタンパク質を含んでいる医薬品です。
このタンパク質は、神経と筋肉を関連付ける神経伝達物質である「アセチルコリン」の働きを抑制することで、筋肉を緊張させないようにする作用があります。
そのため、ボトックスを筋肉に注入することで筋肉の動きを抑制し、筋肉が収縮しない(力が入りにくい)ようにすることができます。
さらに、ボトックスには汗腺(汗を分泌する組織)に対しての効果も確認されています。
汗腺は皮膚の下に存在する汗を分泌する組織であり、筋肉と同じように神経伝達物質による神経信号を介して汗を分泌しているため、ボトックスが神経信号を抑制することで汗の分泌を抑えることができます。
汗を抑える手のひらボトックスのメリット
汗が気になる部位に直接ボトックスを注入することで、ピンポイントに汗の分泌を抑制することができます。
手のひらの汗が気になる方であれば手のひらにボトックスを注射し、脇汗が気になる方であれば脇の下にボトックスを注射していきます。
さらに、額の汗や足の裏の汗など、汗が気になる部位だけを狙って汗を止めることができますので、全身の代謝が落ちてしまうという心配もありません。
汗の分泌を抑制するために、水分を制限するなどの対策が行われることもありますが、健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
全身の汗の分泌を抑えてしまうと、体内に毒素が蓄積しやすくなり、全身の代謝も低下し、体温調節にも影響が出現する可能性があります。
多汗症など、汗が気になる方の多くは、人目につきやすい部位の汗に対してお悩みを感じています。
お悩みの部位だけにピンポイントに作用することができるボトックス注射であれば、全身の代謝や体温調節、健康などに悪影響を及ぼさずに血流改善をして汗の分泌を抑制することが可能です。
加えて、ボトックスの効果持続期間は限定的であり、3ヶ月から半年程度で効果は徐々に薄れてきます。
そのため、プレゼンテーションや発表会、結婚式など、重要なイベントの前などにボトックス注射を行うことで、「絶対に汗をかきたくない」という限られたシチュエーションの汗をピンポイントに止めることも可能です。
普段はなかなか汗をかけず代謝が落ちてしまう方であっても、人前に出て緊張すると手汗がベタベタになってしまうというお悩みを持たれる方も多くいらっしゃいます。
このような場合であっても、ボトックス注射であれば、手汗の分泌だけを狙って止めることができますので、全身の代謝を落とさずにお悩みを改善することができます。
Recommend
手のひらボトックスが向いている方

- 手汗に悩んでいる方
- 緊張すると手汗が出やすい方
- 手汗が気になって握手ができない方
- 手汗で勉強や受験などに集中できない方
- 汗かきで汗のニオイが気になる方
Duration
手のひらボトックスの効果持続期間
手のひらボトックスは1週間程度(早い方だと2−3日)で効果を実感していただけます。
効果持続期間は3〜4ヶ月(長い方で半年)程度ですので、制汗効果を持続させたい場合には、継続して施術を受けていただく必要があります。
一度の施術で半永久的な効果を得ることが難しいボトックスですが、汗をかきやすい時期や重要なイベントの前など、期間限定で汗を止めたいという場合には非常に良いです。
About
手のひらボトックスの痛みについて

手のひらには神経が多く走っており、痛みを感じやすい部位です。
そのため、まぶたのクリニックでは、手のひらボトックスを行う前に適切な麻酔を実施させていただき、痛みのない施術をご提供しております。
施術の痛みや麻酔に関してのご不安やご不明点なども、どうぞお気軽にご相談下さい。
Q&A
手のひらボトックスのよくあるご質問
手のひらボトックスの施術にはどのくらいの時間がかかりますか?
手のひらボトックスの施術自体は、通常5分から15分程度で完了します。カウンセリングや準備を含めても、クリニックでの滞在時間は30分から1時間程度となることが一般的です。施術後すぐに帰宅できます。
※クリニックの混雑状況により変動する場合がありますので、時間に余裕を持ってお越しください。
手のひらボトックスのダウンタイムはどのくらいですか?
手のひらボトックスのダウンタイムは比較的短く、ほとんどありません。注射部位にわずかな赤みや腫れ、内出血が生じる場合がありますが、通常は数日以内に自然に消失します。施術直後から普段通りの生活を送ることができます。
※稀に注射部位に軽い痛みや違和感が生じることがありますが、一時的なものです。
手のひらボトックスの効果はどれくらい持続しますか?
手のひらボトックスの効果持続期間には個人差がありますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度です。効果が薄れてきたと感じたら、再度施術を受けることができます。継続して施術を受けることで、効果の持続期間が長くなることもあります。
手のひらボトックスの施術後に注意することはありますか?
手のひらボトックスの施術後数時間は、注射部位を強くこすったり、マッサージしたりするのを避けてください。また、激しい運動やサウナなど、血行が促進される行為も数日間は控えることが推奨されます。医師から特別な指示があった場合は、必ずそれに従ってください。
手のひらボトックスはどんな方に推奨されますか?
手のひらボトックスは、手のひらの多汗症に悩んでいる方に最適です。精神的な緊張や気温の変化に関わらず、手のひらに大量の汗をかいてしまう症状を改善する効果が期待できます。手のひらの汗による日常生活での不便を感じている方や、仕事や対人関係で悩んでいる方にとって、有効な治療法の一つとなります。
Doctor このページの監修医について

島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長