鼻中隔延長
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About
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鼻中隔延長とは

鼻中隔延長とは、鼻先を整えるための手術方法の1つです。
鼻先の手術ではいくつかの術式を組み合わせておこなわれることも多くあります。
鼻中隔延長はおもに鼻の土台形成をするために適用される手術です。
そもそも鼻中隔とは、鼻の両側をわけている壁のことです。
鼻を人差し指で押すと、ベタッと沈み込む場合には、鼻中隔延長の手術を組み合わせることが必要になる可能性があります。
すらっとした高い鼻や鼻先の向きを変えるのにも、土台はとても大切なものとなります。
鼻中隔延長では、鼻中隔軟骨にさらに軟骨を移植していき、鼻の先端に軟骨を乗せても、鼻が沈み込まないようにする目的があります。
特に、アジア圏では鼻中隔軟骨の発達が乏しく、軟骨移植だけでは理想の鼻にならないことがあります。その場合には、鼻中隔延長を組み合わせて施術を行っていくことがあります。
ダウンタイムが短い鼻中隔延長
メスを使用する鼻中隔延長は「オープン法」「クローズド法」「閉鎖式」の3種類ありますが、閉鎖式の鼻中隔延長ならこのようにダウンタイムを短く行うことができます。この動画は「閉鎖式 鼻中隔延長」の手術前、手術3日後、5日後、10日後のダウタイムの様子です。10日後には内出血や腫れはほとんど引いています。腫れのピークは5日後ですが、皮膚表面に傷跡ができないので、メイクで隠すことが可能です。
「閉鎖式 鼻中隔延長」は当院の円戸望統括院長が考案した方法です。
【おすすめ!】皮膚を切らない!傷ができない「閉鎖式の鼻中隔延長が可能」
皮膚を切らずに行う方法としては、溶ける糸を使用する「きらない鼻中隔延長」やクローズド法で行いますが、なんとなくストラットを立てる方法はありましたが、皮膚を切らずに行う本格的な鼻中隔延長の術式は当院が知る限りありませんでした。
鼻中隔延長の手術に開院以来力を入れているeクリニックでは、皮膚を切らずに行う本格的なクローズド法の鼻中隔延長の「閉鎖式(へいさしき) 鼻中隔延長術」を行うことが可能です。
「閉鎖式 鼻中隔延長術」は『顔の美容外科手術(日本医事新報社)』の鼻整形と口元整形の執筆医である当院の円戸望統括院長が考案した新時代の最先端の術式です。
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鼻中隔延長がおすすめの方

- すらっとした鼻筋がほしい
- 団子鼻に悩んでいる
- 鼻の高さがほしい
- 短い鼻に悩んでいる
About
鼻中隔延長の施術を推奨する鼻先の構造

鼻先は、鼻骨・外側鼻翼軟骨・鼻中隔軟骨・大鼻翼軟骨・脂肪でできています。正面から鼻を見た場合、上側の3分の1は骨で支えられており、中央部分の3分の1は鼻中隔軟骨で支えられています。この鼻中隔軟骨を中心に、左右に外側鼻翼軟骨が存在します。鼻中隔軟骨と外側鼻翼軟骨は固く結ばれています。
そして、下側には大鼻翼軟骨があり、鼻柱(鼻の穴と穴の間)をしっかりと支える役割を果たしています。大鼻翼軟骨は、後ろと上から鼻中隔軟骨に支えられています。しかし、鼻中隔軟骨が小さい場合、大鼻翼軟骨は後ろへとずれてしまいます。そうなると、鼻先は短く上向きに変わります。その結果、鼻が短くなったり低くなったりしてしまう場合があります。
このようなタイプの鼻に対しておすすめなのが鼻中隔延長です。
Approach
鼻中隔延長の術式
鼻中隔延長の術式には「オープン法」、「クローズド法」、クローズド法の応用の「閉鎖式」、溶ける糸を使用するプチ整形の「切らない鼻中隔延長」があります。
メスを使用する方法は「オープン法」、「クローズド法」、「閉鎖式」になります。オープン法と閉鎖式は本格的な鼻中隔延長の手術が行えます。術後の傷を気にする場合、閉鎖式がお勧めです。
オープン法

鼻中隔延長のオープン法は、鼻の内側と鼻柱を切開する手術法です。軟骨を直接確認しながら行えるため、鼻の穴が小さい方や皮膚が伸びにくい方に適しています。鼻柱に傷が残る可能性はありますが、時間の経過により目立ちにくくなります。デザインの精度や仕上がりの安定性を重視したい方におすすめです。術後、傷が表面にできてしまうので、傷が気になる場合は、「閉鎖式 鼻中隔延長」がお勧めです。
クローズド法

鼻中隔延長のクローズド法は、鼻の穴の内側を切開して行う方法です。オープン法が鼻柱を切開するのに対し、クローズド法は切開部位が内側にあるため、外側に傷跡が残りません。鼻の中での操作となるため難易度は高いものの、術後の完成形をイメージしやすい点が特長です。ただ、閉鎖式 鼻中隔延長に比べると仕上がりの自由度が低いので、クローズド法で本格的な鼻中隔延長を行いたい場合は、閉鎖式 鼻中隔延長がお勧めです。
【おすすめ!】閉鎖式

閉鎖式の鼻中隔延長もクローズド法と同じく、鼻の中を切開するので、皮膚表面に傷跡ができません。ただ、一般的なクローズド法の鼻中隔延長とは違い、なんとなくストラット立てるだけでなく、鼻中隔に様々な高難度の処置を加えてクローズド法なのにオープン法のように本格的な鼻中隔延長を行います。自由度が高いので理想的な忘れ鼻を作る事も可能です。
切らない鼻中隔延長

切らない鼻中隔延長とは、メスを使わずに鼻先の角度や長さを調整する方法です。医療用の糸を用いて鼻先の構造を調整します。切開を伴わないためダウンタイムが短く、傷跡が残りません。ただ、効果は一時的で、オープン法やクローズド法と比較して大きな効果を得にくい注意点があります。
Demerit
鼻中隔延長のデメリット
鼻中隔延長をおこなうことで、理想の鼻を長期間維持することができます。家に例えると、基礎がしっかりしていれば地震が起きた場合に、倒壊を軽減したり、未然に防ぐことが可能です。
鼻中隔延長は鼻を美しく整えるうえで、大切な基礎の役割を果たしています。
しかし、鼻中隔延長にもデメリットが存在します。
- 手術範囲が広まる
- 手術によって感染症をおこす可能性
これらについて詳しくご説明していきます。
鼻中隔延長のデメリット①手術範囲が広まる
鼻中隔延長を行う場合、どうしても手術する範囲が広くなってしまいます。
手術範囲が広がると、手術時間も長くなり、それにともなってダウンタイムも長くなる場合があります。
土台がしっかりとしていれば、鼻中隔延長は必要ないこともあるため、カウンセリングや診察をしっかりとおこなったうえで、手術プランをお伝えしていきます。
鼻中隔延長のデメリット②感染症をおこす可能性
鼻中隔延長をするうえで、1番大きなデメリットが感染症です。軟骨を移植することで、感染症や合併症を引き起こす可能性があります。感染症を起こす可能性は、全体の0.5%と低い数値となっています。
しかし、感染症を起こしてしまうと、移植した軟骨を取り除く必要がでてきます。
また、感染症により、皮膚の拘縮がおき、元の鼻よりも短くなる可能性もあります。感染症が落ち着いたのち、6ヶ月〜12ヶ月後より再手術はできることになっています。しかし、お客様には身体の負担に加え、精神的にも大きな負担を与えてしまうことにもなります。
まぶたのクリニックでは、高い技術と高品質な美容医療を提供するべく、日々努力しております。
最先端の医療機器を導入するほか、医師やスタッフの技術向上にも力を入れています。
また、お客様が安心して手術を受けられるように、万全のアフターケアもご用意しております。お悩みをお持ちのお客様は、是非一度まぶたのクリニックにご相談ください。
Q&A
まぶたのクリニックの鼻中隔延長のよくあるご質問
鼻中隔延長とはどのような手術ですか?
鼻中隔延長は、鼻の中心にある鼻中隔を延長して鼻先を高くし、顔全体のバランスを整える手術です。主に自身の軟骨(耳介軟骨や肋軟骨など)を使用して鼻中隔を補強・延長し、理想的な鼻の形を実現していきます。鼻先を高くすることで、鼻全体をスッと美しくすることができます。
鼻中隔延長の効果はどのくらい持続しますか?
鼻中隔延長の効果は半永久的です。一度延長された鼻中隔は、時間が経過しても元に戻ることはほとんどなく、長期間にわたって理想の鼻の形を維持することができます。しかし、加齢や外部からの衝撃などによって形が変わることがあるため、定期的なメンテナンスやケアが重要です。
鼻中隔延長手術は痛いですか?
鼻中隔延長手術は、麻酔を使用して行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。どうぞご安心下さい。術後には軽い痛みや腫れが生じることがありますが、痛み止めを処方しますので、それで対処可能です。
鼻中隔延長手術のダウンタイムはどのくらいですか?
鼻中隔延長手術のダウンタイムは、通常1週間から2週間程度です。術後には腫れや内出血が生じることがありますが、時間とともに軽減していきます。約1週間ほどで日常生活に戻ることができますが、完全に腫れが引いて自然な仕上がりになるまでには数週間から数ヶ月かかることがありますので、スケジュールに余裕をもって手術を受けていただくことをおすすめしております。閉鎖式はオープン法よりダウンタイムが短いです。
鼻中隔延長はどんな方に推奨していますか?
鼻中隔延長は、鼻先を高くしてシャープな印象にしたい方や、鼻の角度や向きを調整したいという方に推奨しています。自分の軟骨を使用するため、アレルギーのリスクが低く、自然な仕上がりを実現できることが、鼻中隔延長の大きなメリットになります。
鼻中隔延長とプロテーゼの違いは何ですか?
鼻中隔延長とプロテーゼの主な違いは、使用する素材と手術の目的です。鼻中隔延長は、自分の軟骨を使用して鼻中隔を延長し、鼻先を高くする手術です。一方、プロテーゼは、人工のインプラントを鼻に挿入することで、鼻筋を通していく手術になります。プロテーゼは手軽に高さを出せますが、人工物であるため、場合によってはアレルギーなどのリスクもあります。鼻中隔延長では、自分自身の細胞を使用するため、より鼻に馴染みやすく、アレルギーのリスクを大幅に軽減することができます。
Doctor このページの監修医について
島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長