ヒアルロン酸豊胸
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豊胸施術の一つである「ヒアルロン酸豊胸」は、体内に吸収されにくい専用のヒアルロン酸を使用して行う豊胸施術です。効果を注入直後から感じられるほか、注入のみで施術が完了するため、手軽に施術を受けていただくことができ、ダウンタイムが少ないことからも人気の豊胸施術になっています。
ヒアルロン酸豊胸は、その手軽さと効果の即効性から「プチ整形」と紹介されることもあります。
また、お客様お一人おひとりの胸の状態や希望に合わせて注入量や注入箇所を変えられるため、デザイン性が高いのもヒアルロン酸豊胸ならではの魅力です。
メスを使用せずにバストアップを実現できるため、切開する豊胸施術に抵抗がある方にもおすすめです。
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Feature
豊胸に使うヒアルロン酸の種類と特徴
豊胸に使用されるヒアルロン酸にはいくつか種類があり、それぞれ特徴や効果の持続期間が異なります。
SUB-Q
スウェーデンが開発したヒアルロン酸「SUB-Q」は、豊胸専用として開発されています。
従来のヒアルロン酸よりも粒子が細かいため吸収されにくく、2〜3年という長い期間効果が持続します。
HAC-40
ドイツが開発したヒアルロン酸「HAC-40」は、ヒアルロン酸の濃度が濃いのが特徴です。濃度が濃い分効果も長く続き、2〜3年程度持続します。
ハイアコープ
ドイツが開発した豊胸用「ハイアコープ」は、粒子が大きく従来のヒアルロン酸よりも柔らかいのが特徴です。
粒子が大きい分効果が持続しやすく、また硬度が柔らかいためナチュラルなバストに仕上げられます。
効果の持続期間は2〜3年です。
Method
ヒアルロン酸豊胸の施術方法
カウンセリングで胸の状態と希望を確認し、注入量や注入箇所を決めていきます。
施術に入る前に局所麻酔をかけ、施術中の痛みを軽減するため、痛みの心配はありません。
麻酔が効き始めたら、あらかじめ決めておいた注入量のヒアルロン酸を、少量ずつ注入箇所に注入していきます。
一度にたくさんの量を注入するとしこりができやすくなるため、まぶたのクリニックでは経験豊富な医師が注入量を細かく調整しながら施術を行います。
施術が終わったらそのまま帰宅となりますが、もし気になることがあれば、帰宅する前にご相談ください。
【ご注意】
乳腺が多い方は、ヒアルロン酸豊胸を受けるとマンモグラフィー検査の判定が難しくなるため、マンモグラフィーを受ける予定の方は検査が終わってから施術を受けてください。
Recommend
ヒアルロン酸豊胸がおすすめな人
- 気軽に豊胸を受けてみたい方
- ナチュラルなバストを手に入れたい方
- ダウンタイムをなるべく抑えたい方
- 胸が小さく悩んでいる方
- 胸の大きさに左右差があり気になっている方
- メスを使う豊胸施術に抵抗がある方
- シリコンなどの異物を入れるのに抵抗がある方
Merit
ヒアルロン酸豊胸のメリット
ヒアルロン酸による豊胸施術のメリットは主に4つあります。
- ダウンタイムが少ない
- 施術時間が短い
- ナチュラルにバストアップができる
- 傷跡をほとんど残さない
ダウンタイムが少ない
ヒアルロン酸豊胸は、他の施術とは違いメスを使わないため、ダウンタイムが少ないというメリットがあります。
よって、施術後すぐから日常生活を通常通りに送ることができ、仕事は次の日から可能です。
施術時間が短い
ヒアルロン酸豊胸は、注射器で胸に注入するだけですので、施術時間が15分〜30分程度で済みます。
また、施術後もすぐに帰宅できるため、忙しい方でも検討しやすいでしょう。
ナチュラルにバストアップができる
ヒアルロン酸豊胸は、希望に合わせて注入量を調節できるため、ナチュラルにバストアップできます。
シリコンと比べてヒアルロン酸の硬度が柔らかいこともあり、触り心地やバストの形もほとんど違和感を感じません。
傷跡をほとんど残さない
ヒアルロン酸豊胸は、メスを使用せず注射器による注入法で豊胸施術を行うため、傷跡がほとんど残りません。
注射の跡もかなり小さいため、傷の塞がるスピードも早いです。
Demerit
ヒアルロン酸豊胸のデメリット
ヒアルロン酸豊胸のデメリットは、主に3つ挙げられます。
- 効果が永久的ではない
- 炎症による感染リスクがある
- しこりができることがある
効果が永久的ではない
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、効果は1〜3年ほどで切れてしまいます。
よって、定期的に施術を受ける必要があります。
炎症による感染リスクがある
ごくまれに、施術中や施術後のタイミングで体内に細菌が入ってしまい、炎症を引き起こす場合があります。
痛みや赤みのある腫れが見られる場合は感染を起こしているため、医師に相談してください。
しこりができることがある
注入量が多かったり、施術時に一度にたくさんの量を注入してしまった場合、しこりができることがあります。
また、ヒアルロン酸を異物と勘違いし、アレルギーを起こしてしこりができるケースも中にはあります。
万一しこりができた場合は、ヒアルロン酸溶解または切開で除去が可能です。
Doctor このページの監修医について
島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長
経歴
略歴
- 金沢大学医学部卒業
- 厚生連高岡病院 臨床研修医
- 金沢大学附属病院 臨床研修医
- 金沢医科大学 形成外科 入局
- 公立能登総合病院 形成外科・美容外科
- 厚生連高岡病院 形成外科 医長
- 金沢医科大学 形成外科 助教
- 公立能登総合病院 形成外科・美容外科 診療科長
- eクリニック
- まぶたのクリニック
資格・専門医
- 日本形成外科学会専門医
- 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本創傷外科学会
学会発表
- The 15th Japan-Korea Congress of Plastic and Reconstructive Surgery. ほか