リポティックプラス
目次
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リポティックプラスは、大豆から抽出した「フォスファチジルコリン」が主成分の脂肪溶解注射です。
脂肪溶解の効果が高いため、頑固なセルライトの除去にも効果的です。少ない回数でターゲットとする部位の脂肪を除去できるほか、リバウンドしにくいといったメリットがあります。
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リポティックプラスは注射による痩身施術のため、太ももや二の腕など単体の部位への施術には向いていますが、広範囲の施術には向いていません。
脂肪溶解注射を打つだけでピンポイントに部分痩せができる手軽な施術であり、近年人気が高まっている美容医療のひとつです。
About
リポティックプラス(脂肪溶解注射)はセルライトにアプローチできる
別名「オレンジピールスキン」とも呼ばれるセルライトは、まさにオレンジの皮のように、皮膚表面が凸凹しているのが特徴です。
セルライトは通常の脂肪と比べて落としにくく、運動や食事の管理といったダイエットでは、狙ってセルライトを改善する（除去する）のは困難です。
リポティックプラスは、有効成分であるフォスファチジルコリンを高濃度に配合しており、セルライトの改善にも高い効果が期待できます。
さらに、脂肪溶解注射を受けることにより、脂肪により悪かったリンパの流れや血流の流れを改善できるため、セルライトができにくい体質、太りにくい体質になります。
Ingredient
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の成分
リポティックプラスには、3つの有効成分が配合されています。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の成分①フォスファチジルコリン
局所または全身の脂肪を減らす効果が認められている成分です。
脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪細胞の数を減らす作用があります。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の成分②デオキシコール酸
脂肪を溶解する有効性について、日本の厚生労働省、米国の食品医薬品局であるFDAから認可を受けている成分です。
脂肪を溶解することによる痩身効果に加え、脂肪の溜め込みを防止する作用があります。
また、脂肪の乳化を促し体外への排出をサポートする働きもあります。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の成分③L-カルニチン
サプリメントでもよく見かけるL -カルニチンは、肝臓で生成される特殊なアミノ酸の一つです。
L-カルニチンは、脂肪を燃焼させるために必要な栄養素なのですが、年齢を重ねていくにしたがって、徐々に分泌量が減っていきます。
年齢を重ねるにつれ代謝が悪くなるのは、このL-カルニチンの分泌量減少が関係しています。
Cause
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になる要因
脂肪溶解注射が必要になる要因として大きいのはセルライトの存在です。
セルライトとは、脂肪細胞が肥大化することで皮膚が凸凹になっている状態を指します。
通常の脂肪よりも除去することが難しく、一般的なダイエットだけではセルライトの除去は困難です。
セルライトができる原因や脂肪細胞が肥大化してしまう理由としては、生活の過ごし方がポイントになります。
- 食事の栄養バランスの偏り
- 不規則な生活リズム
- 運動不足
- 喫煙
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になる要因①栄養バランスの偏り
食事の栄養バランスが偏り脂質過多や糖質過多の食生活を続けていると、脂肪細胞が大きくなりセルライトができやすくなり、脂肪溶解注射が必要になります。
脂質も糖質も、ヒトの体を作る上では欠かせない大切な栄養素ではありますが、摂取のしすぎは体に良くありません。
特に脂質は、摂りすぎると血流を悪くし老廃物が溜まりやすい体質にするだけでなく、血栓ができやすくなるなどの命に関わる病の要因にもなります。
また、糖質の過剰摂取も糖尿病などの生活習慣病のリスクとなるため、やはり脂質・糖質ともに摂取量は気をつけたいところです。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になる要因②不規則な生活リズム
睡眠不足気味であったり、睡眠時間や食事のリズムがバラバラであったりといった不規則な生活は、セルライトを作りやすくします。
不規則な生活リズムは自律神経失調症の原因になり、体の代謝を低下させるため注意すべきです。
セルライトの進行が進むと、生活リズム改善では手遅れとなるため、脂肪溶解注射が必要になります。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になる要因③運動不足
運動不足は、代謝の低下や脂肪燃焼量の低下を引き起こすため、セルライトを作りやすくします。
筋肉は定期的に負荷をかけることで筋力を保つことができますが、運動不足で筋肉の使用率が低下すると筋肉が徐々に衰え、代謝も落ちてしまいます。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になる要因④喫煙
タバコに含まれているニコチンは血管を収縮させる作用があり、血流を悪くさせるため代謝の低下に繋がります。
また、血流が悪くなると老廃物を体に蓄積させやすくなるため、セルライトを作りやすい体になります。
このように、セルライトの蓄積には、体質だけではなく生活習慣が大きく関与していることが分かりました。
脂肪溶解注射を注射する以外の対策としては、やはり生活習慣を改善することでセルライトの予防をすることが重要です。
Type
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になるセルライトのタイプ
セルライトにもいくつかタイプがあり、それぞれ特徴やセルライトの元となっているものが異なります。
- 冷え性やむくみタイプ
- 肥満タイプ
- 筋肉の上に脂肪がついたタイプ
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になるセルライトのタイプ①冷え性やむくみタイプ
冷え性やむくみがある方に多いセルライトのタイプです。
リンパの流れや血流の悪さが原因となって老廃物や水分が蓄積されることでセルライトが作られます。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になるセルライトのタイプ②肥満タイプ
脂肪が多く太っている方に多いセルライトのタイプです。
食べ過ぎや運動不足などが原因で脂肪細胞が肥大化してセルライトが作られます。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)が必要になるセルライトのタイプ③筋肉の上に脂肪がついたタイプ
長期間運動をしてきて運動をやめてしまった方に多いタイプです。
筋肉の上に皮下脂肪がついてしまいセルライトが作られます。
セルライトを予防するためには、自分自身のタイプを理解し、タイプに合ったアプローチを行うことが重要になります。
また、事前の予防だけではどうしても防ぎきれない場合もあるため、そのような方は脂肪溶解注射を受けましょう。
Faq
リポティックプラス(脂肪溶解注射)に関するよくあるご質問
リポティックプラス(脂肪溶解注射)とはどんな施術ですか？
リポティックプラスは、大豆由来のフォスファチジルコリンを高濃度に配合した脂肪溶解注射の一種です。気になる部位に注射することで、脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪を溶解・排出する効果が期待できます。セルライトの除去にも効果があるとされ、脂肪が原因で悪くなっていたリンパや血流の流れを改善し、太りにくい体質へと導くことも目指します。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の施術にはどのくらいの時間がかかりますか？
リポティックプラスの施術時間は、注入する部位や範囲によって異なりますが、一般的には10分から30分程度で完了することが多いです。カウンセリングや準備なども含め、クリニックでの滞在時間は比較的短時間で済みます。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)のダウンタイムはどのくらいですか？
リポティックプラスのダウンタイムは比較的短いとされています。注射部位に腫れや赤み、内出血が生じる場合がありますが、通常は数日程度で落ち着くことが多いようです。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の効果はどれくらい持続しますか？
リポティックプラスによって破壊された脂肪細胞は、基本的に再生しないため、効果は比較的持続すると考えられています。ただし、残った脂肪細胞が肥大化したり、新たに脂肪が蓄積したりする可能性もあるため、効果を持続させるためには、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることが大切です。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)の施術後に注意することはありますか？
施術後数時間は、注射部位を強くこすったり、マッサージしたりするのを避けてください。激しい運動やサウナなど、血行が過度に促進される行為も当日は控えることが推奨されます。水分を十分に摂取し、代謝を促すことも大切です。
リポティックプラス(脂肪溶解注射)はどんな方に推奨されますか？
リポティックプラスは、ダイエットではなかなか落ちにくい部分の脂肪を減らしたい方、セルライトが気になる方、 外科的な施術に抵抗がある方、比較的ダウンタイムの短い施術を希望する方に向いています。顔の輪郭や体の気になる部位への部分痩せが期待できます。
Doctor このページの監修医について
島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長
