皮膚科の疾患の治療
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mole
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ほくろ
![ほくろ](https://mabutanoclinic.jp/wp-content/uploads/2023/08/1f428a4418ca0813236e5a3a19fda73c-1024x1024.jpg)
ほくろは、皮膚に見られる、黒っぽい色素沈着部位のことを指します。
小さなものから比較的大きなものまで、ほくろのサイズや形状はまちまちです。
ほくろは、メラニンという色素が皮膚の一部に集まって形成され、ほとんどは無害で美容的な見た目上の問題にとどまります。
しかし、ほくろが急速に大きくなったり、色や形状が変わったり、痛みや炎症を伴ったりする場合には、何らかの皮膚疾患を発症している可能性もあります。
そのため、見かけ上の問題だけではなく、機能的や健康上の理由からも、状態によってはほくろを除去する必要があります。
保険診療では外科的にほくろを除去していくのが一般的ですが、患者様のご希望によっては、レーザー治療などの自費診療を選択される場合もあります。
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warts
いぼ
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いぼは、皮膚の表面にできる小さな突起状の組織で、主にヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって引き起こされます。
多くの場合、無痛で無害ですが、痒みなどを伴う場合や見た目が気になる場合には治療の適応となります。
基本的には切除法(除去手術)が選択されますが、サイズや形状、出現部位などによって治療プランを検討していく必要があります。
切除法(せつじょほう)
切除法とは、その名の通りメスを使っていぼを切除(除去)する治療方法です。
いぼのサイズや深さ、形状などによって切除法が選択される場合があります。
いぼが炎症や痛みを伴う症例では、切除法の適応前に炎症を取り除く必要もあり、すぐに処置が行えない場合もありますので、まずは医師の診断を受けていただき、切除法の適応可否を判断していくことが重要です。
また、メスを使用した外科的な処置であるため、傷口をきれいに治すためにも、治療後の適切なケアが重要になります。
手術の傷は数日から数週間かけて徐々に治癒していきますが、痛みが続く場合や感染の兆候が見られる場合には、適切な処置を施していく必要があります。
冷凍凝固療法(液体窒素による凍結療法)
「冷凍凝固療法」は、いぼの治療法のひとつであり、液体窒素を使用していぼを凍結し、その後自然に排出させる方法を指します。
冷凍凝固療法は一般的に安全で効果的な治療方法ですが、いぼの大きさやサイズ、いぼの出現部位によって適応の可否がわかれます。
また、場合によっては複数回の治療が必要になることもありますので、他の治療法も含めて最適な方法を検討していくことが重要になります。
atheroma
粉瘤
![粉瘤](https://mabutanoclinic.jp/wp-content/uploads/2023/08/522bcca8a74457831adb0b069b1eebc2-1024x1024.jpg)
粉瘤(ふんりゅう)は、皮脂腺または毛包の異常により、皮膚の下に皮脂が蓄積して固まってしまうことで生じます。
形状やサイズはまちまちですが、ニキビのように表面に白っぽい塊が見えることが多いです。
粉瘤ができたとしても、一般的には無痛で、健康面に対しても直接的な害はありません。
しかし、時間経過とともに大きくなったり、炎症を起こしたりすると、治療を検討していく必要があります。
一般的には外科的な切除によって、粉瘤をくり抜くように除去していきます。
lipoma
脂肪腫
![脂肪種](https://mabutanoclinic.jp/wp-content/uploads/2023/08/7948c6b64395ac2c3833fe11a8cf0b72-1024x1024.jpg)
脂肪腫は、皮膚下に出現する脂肪細胞の塊のような腫瘍です。
ほとんどが良性で、通常は痛みを伴わず、肌の色と同じか少し黄色がかって見えます。
健康面の問題になることは少ないですが、出現部位によっては、見た目の問題や触れてしまって炎症が起こるなど、様々な影響が出現する場合もあり、治療の適応となります。
針で穴を開けて脂肪腫の中身を押し出すなど、外科的なアプローチによって適切に処置をすることで、脂肪腫を取り除く事ができます。
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Milia
稗粒腫
![稗粒腫](https://mabutanoclinic.jp/wp-content/uploads/2023/08/0f0e7236a6360d4271d3acce090b863b-1024x1024.jpg)
稗粒腫(はいりゅうしゅ)は、毛穴や皮脂腺の詰まりによって出現すると考えられている、良性の小さなボツボツです。
一般的に、目の下やまぶた周辺に出現する場合が多く、見た目上の問題が出現する可能性があります。
基本的には、稗粒腫自体の治療が必要になる場合は少ないですが、大きくなる、痛みを伴う、数がどんどん増えるといった場合には、早めに専門医の診断が必要です。
また、見た目上の影響が大きく、自分で潰そうとするなどの自己処理によって、皮膚に傷をつけてしまう方も少なくありません。
自己処理によって、場合によっては、細菌感染を引き起こしてしまう可能性もあるため、稗粒腫を除去したいという場合には、自分で触ることなく、必ず専門医に相談することが重要です。
稗粒腫の治療方法
稗粒腫の治療には様々な方法がありますが、治療方法のひとつとして、医療用の清潔で極細の針を使用して稗粒腫を刺し、内部の組織を排出する方法があります。
針を用いて稗粒腫を除去するには適切な手技が重要になるのはもちろん、皮膚の消毒や器具の滅菌などにも専門的な知識が必要になります。
傷跡を残さないためにも、自己処置をするのではなく、必ず専門医にご相談ください。
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Doctor このページの監修医について
![島田 良浩](https://mabutanoclinic.jp/wp-content/uploads/2023/06/doctor_img02.png)
島田良浩 Yoshihiro Shimada
まぶたのクリニック 院長
経歴
略歴
- 金沢大学医学部卒業
- 厚生連高岡病院 臨床研修医
- 金沢大学附属病院 臨床研修医
- 金沢医科大学 形成外科 入局
- 公立能登総合病院 形成外科・美容外科
- 厚生連高岡病院 形成外科 医長
- 金沢医科大学 形成外科 助教
- 公立能登総合病院 形成外科・美容外科 診療科長
- eクリニック
- まぶたのクリニック
資格・専門医
- 日本形成外科学会専門医
- 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本創傷外科学会
学会発表
- The 15th Japan-Korea Congress of Plastic and Reconstructive Surgery. ほか