読み:ないぞうしぼう
英語表記:Visceral Fat
ラテン語語源:viscera-(内臓)+fat(脂肪)
カテゴリ:内科学・代謝学・肥満治療
略語:なし
内臓脂肪の項目 | 内臓脂肪の情報 |
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内臓脂肪の 主な定義 | ⚪︎腹腔内に存在する脂肪組織 ⚪︎内臓間に蓄積される |
内臓脂肪の 健康への影響 | ⚪︎メタボリックシンドロームのリスク因子 ⚪︎心血管疾患のリスク増加 |
内臓脂肪の 主な診断方法 | ⚪︎CTスキャン ⚪︎MRIによる画像診断 ⚪︎超音波検査 |
内臓脂肪の 主な治療法 | ⚪︎食事療法 ⚪︎運動療法 ⚪︎内科的治療(薬物療法) |
内臓脂肪の 医療痩身に おける重要性 | ⚪︎体重減少による健康リスク低減 ⚪︎生活習慣病予防 |
内臓脂肪の 主な関連疾患 | ⚪︎2型糖尿病 ⚪︎高血圧 ⚪︎脂質異常症 |
医療痩身における内臓脂肪とは、腹部の内臓の周りに蓄積する脂肪のことで、健康リスクを高める可能性があり、医療的な介入により減少を目指すことができます。
内臓脂肪は、胃や腸などの内臓周りに蓄積する脂肪で、皮下脂肪と比べてつきやすい特徴があります。
また、男性につきやすく、女性は更年期以降のホルモンバランスが崩れる時期から付きやすい傾向があります。

内臓脂肪の評価方法は、CTスキャン・MRIによる画像診断・体組成計・腹囲測定などがあり、気になる方は、内科、生活習慣病専門外来などで検査しましょう。
内臓脂肪の主な減少方法は、バランスの取れた食事などの食事療法や有酸素運動などの運動療法、禁煙・節酒などの生活習慣の改善などがあります。
特に、内臓脂肪に直接的な医療機器によるアプローチ方法である医療痩身は、効率的に内臓脂肪を減少させられる可能性があります。

内臓脂肪を過剰に蓄積すると、メタボリックシンドロームのリスクや生活習慣病の発症リスク上昇などを引き起こす可能性が高くなります。また、疲労感やいびき・睡眠の質の低下などを招くこともあるので注意が必要です。
内臓脂肪が過剰に蓄積すると、お腹周りの見た目の変化だけでなく、健康診断で生活習慣病のリスクを指摘されたりする可能性が高いです。
もし、最近お腹周りのサイズが気になり始めた、または健康診断の結果で血糖値や血圧が高めと出た場合は、内臓脂肪の蓄積が原因の一つかもしれません。
内臓脂肪が気になる場合は、医師や栄養士に相談し、健康的な生活習慣を維持することを推奨します。