読み:ななじゅうごぐらむおーじーてぃーてぃー(けいこうとうふかしけん)
英語表記:75g Oral Glucose Tolerance Test
ラテン語語源:oralis-(口の)+glucosum(ぶどう糖)+tolerantia(耐性)+testum(試験)
カテゴリ:内分泌学・糖尿病学・診断学
略語:OGTT(医療用略記)
75gOGTT (経口糖負荷試験) の項目 | 75gOGTT (経口糖負荷試験)の情報 |
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75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な目的 | ⚪︎血糖値の変動を評価する試験 |
75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な適応 | ⚪︎妊娠糖尿病の診断 ⚪︎2型糖尿病の診断 |
75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な手順 | ⚪︎空腹時血糖値測定 ⚪︎75gのブドウ糖溶液を経口摂取後に再評価 |
75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な測定時間 | ⚪︎0分 ⚪︎60分 ⚪︎120分後の血糖値測定 |
75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な正常値範囲 | ⚪︎空腹時:100mg/dL未満 ⚪︎2時間後:140mg/dL未満 |
75gOGTT (経口糖負荷試験) の主な合併症・リスク | ⚪︎低血糖 ⚪︎めまい ⚪︎吐き気の可能性 |
75gOGTT(経口糖負荷試験)とは、糖尿病の診断や血糖調節機能の評価の為に行われる検査です。
75gOGTT(経口糖負荷試験)の方法は、空腹時に75グラムのブドウ糖を摂取し、その後の血糖値とインスリン値の変化を時間ごとに測定することで体の糖処理能力を確認します。
75gOGTT(経口糖負荷試験)の目的は、糖尿病型や予備軍の特定・食後の高血糖(隠れ糖尿病)を発見・インスリン分泌能力やインスリン抵抗性の評価などがあります。
75gOGTT(経口糖負荷試験)の検査対象となるのは、健康診断で空腹時血糖値やHbA1cが境界域の方や肥満やメタボリックシンドロームの診断を受けている方などです。

75gOGTT(経口糖負荷試験)は、ブドウ糖液摂取後の吐き気や胃部不快感・一時的な動悸・冷や汗・めまいなどの症状が現れる可能性があります。
75gOGTT(経口糖負荷試験)は、空腹時の血糖値を測定後、75gのブドウ糖を摂取し、その後1時間、2時間後に採血を行い、血糖値の変化を観察します。
75gOGTT(経口糖負荷試験)の注意点として、検査前3日間は通常の食事を取ること・検査前夜から10時間以上の絶食・検査当日の朝は食事や喫煙を避けるようにしましょう。
75gOGTT(経口糖負荷試験)に基づく治療法には、食事療法(糖質摂取量の見直し)・運動療法・適正体重の維持などがあります。

75gOGTT(経口糖負荷試験)の検査中は、安静にし、飲水・喫煙・飲食・運動を避け、急な体調不良があれば、すぐにスタッフに伝えましょう。
75gOGTT(経口糖負荷試験)は、体内の糖代謝を評価するための検査であり、医療痩身の過程においては、インスリン抵抗性や糖尿病のリスクを評価するのに役立つ可能性が高いです。
健康診断で血糖値が高い場合や、食後に強い眠気やだるさを感じることが頻繁にある場合、糖尿病や境界型糖尿病である可能性を詳しく調べる必要があります。
もし、食後に強い眠気や疲労感を感じたり、体重減少が思うように進まないなどの症状を感じる場合は、医師に相談し、75gOGTT(経口糖負荷試験)を含む検査を検討することを推奨します。