読み:りぱーぜかっせい
英語表記:Lipase Activity
ラテン語語源:lip-(脂肪)+-ase(酵素)
カテゴリ:生化学・内分泌学・消化器学
略語:なし
リパーゼ活性の 項目 | リパーゼ活性の情報 |
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リパーゼ活性の 主な役割 | ⚪︎脂肪分解を促進する酵素活性を持つ |
リパーゼ活性の 主な影響 | ⚪︎脂肪細胞のサイズを減少させる可能性 |
リパーゼ活性の 主な方法 | ⚪︎低侵襲な施術で活性化を促すことが可能 |
リパーゼ活性の 間接的な治療法 | ⚪︎医療用レーザーや超音波を使用 |
リパーゼ活性の 主な効果 | ⚪︎脂肪細胞の分解と体外排出が期待される |
リパーゼ活性の 主な適用分野 | ⚪︎美容目的のボディシェイプ |
リパーゼ活性とは、体内の脂肪を分解する酵素であるリパーゼが、どれぐらい活発に働いているかを確認する指標のことです。
つまり、リパーゼ活性が高いと、膵臓から分泌されるリパーゼが活発に働いており、脂肪の消化も活発に行われていることを示唆します。
リパーゼには、膵リパーゼ(消化管内)・リポタンパクリパーゼ(血液内)・ホルモン感受性リパーゼ(脂肪細胞内)があり、それぞれ異なる組織内で脂肪の分解を行っています。

リパーゼ活性が下がる主な理由は、継続的な高血糖状態・運動不足・過剰なカロリー摂取・加齢・遺伝的要因・ストレス・睡眠不足などがあります。
リパーゼ活性が下がると、下痢・脂肪便・体重増加・脂質異常症・ダイエットの効果がでにくいなどの症状が現れる可能性があります。

リパーゼ活性を調べるには、主に血液検査でリパーゼの量を測定する必要があるため、内科・消化器内科・代謝内科などの専門の医療機関に相談することを推奨します。
リパーゼ活性が低下すると、脂肪が効率よく分解されにくくなり、「食べすぎないのに太りやすい」といった日常の体の変化として現れる可能性が高いです。
もし、いつもと変わらない日常の中で身体の変化を感じるなら、リパーゼ活性が低下していることが原因の一つかもしれません。
リパーゼ活性の低下による症状を感じている方は、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることを推奨します。