読み:えねるぎーしょうひりょう
英語表記:Energy Expenditure
ラテン語語源:エネルギア(energia-:活動)+消費(consumptio-:消費)
カテゴリ:内科・ダイエット・代謝
略語:EE

結論、エネルギー消費量とは、生命活動を維持したり、日々の活動を行ったりするために消費するエネルギー総量のことを指します。
エネルギー消費量の項目 | エネルギー消費量の情報 |
---|---|
エネルギー消費量の主な定義 | ⚪︎身体が活動や代謝を通じて消費するエネルギーの総量 |
エネルギー消費量の主な目的 | ⚪︎体重管理 ⚪︎減量に必要なエネルギーバランスの調整 |
エネルギー消費量の主な評価方法 | ⚪︎間接熱量測定法 ⚪︎直接熱量測定法 |
エネルギー消費量の主な影響因子 | ⚪︎基礎代謝量 ⚪︎身体活動量 ⚪︎食事誘発性熱産生 |
エネルギー消費量の主な関連する治療法 | ⚪︎食事療法 ⚪︎運動療法 ⚪︎薬物療法 |
エネルギー消費量の主な測定基準 | ⚪︎カロリー(kcal) ⚪︎メッツ(METs) |
エネルギー消費量とは、基礎代謝や活動量などの様々な要素で構成されており、生命を維持したり、活動したりするために消費するエネルギー量を指します。
エネルギー消費量は、基礎代謝量・活動時エネルギー消費量・食事誘発性熱産生によって構成され、健康維持や体重管理において重要な役割を果たします。

エネルギー消費量が増加すると、体重の減少・冷え性や肌荒れの改善・免疫力向上などの効果が期待できます。
エネルギー消費量の評価方法には、酸素消費量と二酸化炭素排出量から計算する間接熱量測定法と、運動した際に発生する熱量から測定する直接熱量測定法があります。
エネルギー消費量を上げる要因となるのは、食事バランスを整える・有酸素運動・生活習慣の改善(質の高い睡眠の確保)などがあります。

エネルギー消費量そのものの検査やアドバイスは、基本的に保険適用外の場合が多いので、事前に金額の確認をしておきましょう。
エネルギー消費量は、日常的に感じる「疲れやすさ」や「体重の増減」に大きく関わっている可能性が高いです。
運動量を増やしていないのに以前より疲れやすいと感じたり、体重が増えやすくなったりする場合、エネルギー消費量が低下している可能性があります。
身体の変化を感じて、自身のエネルギー消費量を調べたい方は、一度医療機関で専門医へ相談することを推奨します。