クライオシェイプ

読み:くらいおしぇいぷ
英語表記:Cryoshape
ラテン語語源:cryo-(冷たい)+shape(形)
カテゴリ:美容外科・医療痩身・非侵襲的治療
略語:なし

編集部

結論、クライオシェイプとは、冷却の力を用いて特定の部位の脂肪細胞を凍らせて破壊し、体外へ排出させることで部分的な痩身を目指す美容医療施術の一種です。

クライオシェイプ
の項目
クライオシェイプの情報
クライオシェイプ
の主な目的
⚪︎脂肪減少
⚪︎体型の引き締め
クライオシェイプ
の主な治療法
⚪︎冷却による脂肪細胞の破壊
クライオシェイプ
の適応部位
⚪︎腹部
⚪︎大腿部
⚪︎腰部
⚪︎背中
クライオシェイプ
の主な副作用
⚪︎一時的な発赤
⚪︎腫れ
⚪︎鈍痛
クライオシェイプ
による効果が
見られるまでの期間
⚪︎通常3週間から3ヶ月
クライオシェイプ
の禁忌症
⚪︎寒冷アレルギー
⚪︎妊娠中の女性

クライオシェイプとは、冷却技術を用いて脂肪細胞を一時的に冷却・凍結し、自然な代謝によって体外へ排出を促す痩身方法です。

クライオシェイプは、メスを使わないためダウンタイムが比較的少なく、気になる部分のボディラインを整えたい方に選ばれることが多いといえるでしょう。

編集部

食事制限や運動では落としにくい特定部位の脂肪(例:お腹、二の腕、太もも、脇腹、顎下など)が適応部位です。

クライオシェイプにより破壊された脂肪細胞は、アポトーシス(細胞死)を起こし、マクロファージによって徐々に貪食・分解され、リンパ系を通じて2∼3ヶ月かけて体外に排出されます。

クライオシェイプの効果は、一般的に施術後2∼3週間後から徐々に効果を実感し始め、2∼3ヶ月で最大の効果が現れることが多いです。

クライオシェイプの魅力は、凍結した脂肪細胞を自然な代謝によって体外へ排出し、数を減らすためリバウンドの可能性が低いことです。

編集部

クライオシェイプは、一回の施術で冷却部部の約20~25%程度の脂肪細胞を減少させると言われています。

クライオシェイプの施術中は、吸引による引っ張られる感覚・冷却による強い冷たさ・ジンジンとした感覚などが現れることがあります。

しかし、時間が経つと感覚が麻痺し、ほとんど感じなくなるため、施術中はリラックスして過ごせる(読書、スマホ操作など)利点があります。

クライオシェイプの施術後は、一時的なしびれ・ヒリヒリ感・つっぱり感・冷却された部位の赤み・腫れ・内出血などがありますが、ダウンタイムはほとんどありません。

ただし、クライオシェイプの施術により、稀に冷却部位の脂肪が逆に増えて硬くなる合併症や凍傷・神経損傷(永続的なしびれ)・重度の色素沈着が発症する可能性があります。

編集部

重篤な症状が現れた場合は速やかに施術を受けられた医療機関に相談しましょう。

クライオシェイプの施術対象外となるのは、全体的な減量が必要な極端な肥満・重度の糖尿病・レイノー病・寒冷蕁麻疹・妊娠中・授乳中・ペースメーカー装着者などが挙げられます。

特定部位の脂肪が落ちずにボディラインに悩んでいて、メスを使わない施術で部分痩せを目指したいと考えている場合、クライオシェイプが選択肢の一つとなる可能性が高いです。

編集部

特に、運動や食事管理では除去が難しい部分的な脂肪に対して効果を発揮することが期待されています。

クライオシェイプは、冷却によって脂肪細胞をターゲットとするため、ダウンタイムが少なく、日常生活への影響を最小限に抑えながら気になる部位をすっきりさせる効果が期待できます。

脂肪の部分的な減少を目指す場合は、クライオシェイプ施術を行っているクリニックでのカウンセリングを受けることを推奨します。

まぶたのクリニック編集部
美容医療の知識を持ち、施術内容や患者の疑問点を分かりやすく伝えることを専門とする。カウンセリングや施術に関わる医療従事者としての視点から、美容整形に関する実際の体験談や正しい情報を提供。リスクや注意点についても正確に伝え、読者が安心して美容医療を選択できるようサポート。
備考
  • 国家資格保有
  • 美容医療に関する実務経験あり
  • 大手美容クリニックにて施術サポート業務担当
  • 最新の美容医療情報に基づき記事執筆
  • 患者目線の分かりやすいコラムを執筆
まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい
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