読み:さぶしじょん
英語表記:Subcision
ラテン語語源:sub-(下に)+cisio(切ること)
カテゴリ:美容外科・皮膚科・形成外科
略語:なし
サブシジョンの項目 | 情報 |
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サブシジョンの 主な目的 | ⚪︎瘢痕組織の改善・肌の凹凸を滑らかにする |
サブシジョンの 主な適応症 | ⚪︎ニキビ跡 ⚪︎セルライト |
サブシジョンの 主な手技 | ⚪︎特殊な針で皮膚下の線維組織を切断 |
サブシジョンの 主な効果 | ⚪︎皮膚表面の滑らかさの向上 ⚪︎瘢痕の減少 |
サブシジョンの 主な合併症 | ⚪︎内出血 ⚪︎腫れ ⚪︎一時的な痛み |
サブシジョンの 主な禁忌 | ⚪︎出血傾向のある患者 ⚪︎感染症のある皮膚 |
サブシジョンは、肌表面の凹凸が目立つ部位に対して、皮下で組織を引き込んでいる線維を物理的に切り離す施術です。
サブシジョンにより、引き込まれていた皮膚が持ち上がり、肌の表面がなめらかに見えやすくなります。

サブシジョンは、ニキビ跡・外傷後の瘢痕・セルライトによる窪みなど、表情や見た目に影響する症状に対して幅広く用いられています。
程度に応じて数回の施術が推奨されることもあり、他の治療法と組み合わせて行われるケースもあります。
サブシジョンの施術後は赤みや内出血が見られることがあり、紫外線対策や強い刺激を避けることが重要です。

再癒着を防ぐためにも、サブシジョン術後のマッサージや圧迫を控えるなど、アフターケアの徹底が求められます。
サブシジョンは、皮膚の下にある瘢痕組織を切り離すことで、クレーター状のニキビ跡やしわを目立ちにくくする施術の一つです。
肌の凹凸が気になり、特にニキビ跡が目立っていると感じる場合、サブシジョンが適している可能性が高いです。
ただし、他の肌の問題や健康状態によっては別のアプローチが効果的なこともあります。
肌の凹凸が気になる場合は、皮膚科専門医に相談することを推奨します。