読み:ぽてんつぁ
英語表記:POTENZA
ラテン語語源:potentia(力・効力)※potent-(力がある)+-ia(名詞化語尾)
カテゴリ:美容医療・皮膚科・美容皮膚科
略語:なし

結論、POTENZAとは、マイクロニードル(極細の針)と高周波(RF)を組み合わせた医療機器で、皮膚深層に熱刺激を与え、肌環境の改善を目指す治療法です。
項目 | 情報 |
---|---|
POTENZAの 技術特徴 ・RFモード | ⚪︎モノポーラ ⚪︎バイポーラRF両対応 ⚪︎1 MHz/2 MHzの4モード ⚪︎11種前後のニードルチップ ⚪︎深度0.5〜4 mm調整 ⚪︎Tiger Tip半絶縁針で浅層 +深層を同時加熱 |
POTENZAの 主な美容適応 | ⚪︎ニキビ瘢痕⚪︎毛穴開大⚪︎小ジワ ⚪︎軽度たるみ⚪︎ストレッチマーク ⚪︎妊娠線 |
POTENZAの 主な 効果メカニズム | ⚪︎微細穿刺 +RF熱で真皮コラーゲン ⚪︎エラスチン増生 ⚪︎線維芽細胞の 創傷治癒活性化 ⚪︎長期リモデリング ⚪︎ドラッグデリバリー機構で 薬剤浸透促進 |
POTENZAの 主な副作用 ・ダウンタイム | ⚪︎紅斑⚪︎腫脹⚪︎点状出血 ⚪︎疼痛は24〜72 h以内軽快 ⚪︎痂皮は約1週で消退 ⚪︎稀にPIH⚪︎感染⚪︎瘢痕報告 |
POTENZAの 治療プロトコール | ⚪︎4週間隔×3セッションが標準 ⚪︎最終施術12週後に効果評価 |
POTENZAの 主な禁忌 | ⚪︎妊娠⚪︎授乳中 ⚪︎ペースメーカー等埋込電子機器 ⚪︎金属(特に金)アレルギー ⚪︎アクティブ皮膚感染症 ⚪︎重度皮膚疾患 |
POTENZAとは、マイクロニードルと高周波(RF)を組み合わせた医療機器で、肌のハリ不足などに対して肌質改善を目的に使用される施術方法です。
POTENZAは、皮膚の深層部にある「真皮層」に熱刺激を与えることで、肌の自己修復力を向上することができます。
また、POTENZAには、コラーゲン生成の促進や保湿力・皮脂分泌バランスを整える効果があり、あらゆる肌トラブルの改善が期待できます。
POTENZAには、体質によって、腫れ・点状出血・痛み・アレルギー反応などを引き起こすリスクもありますが、発生確率が比較的低く、安全性の高い治療です。

副作用のリスクを避けるために、POTENZAの治療実績がある病院を選ぶと安心です。
また、妊娠・ペースメーカー等埋込電子機器・金属(特に金)アレルギーの方は、禁忌となるので注意が必要です。
POTENZAの一般的な効果の現れ方は、施術後数日~2週間程度で、肌のハリ・乾燥など軽度の症状は改善の兆候が現れます。
毛穴の開きやニキビ跡などの肌トラブル、肌の凹凸やハリ不足を感じている場合、真皮層のコラーゲン生成や皮脂分泌バランスの乱れが、関係している可能性が高いです。
POTENZAは、こうした肌状態に対して高周波とマイクロニードルで刺激を与える施術ですが、効果の実感には個人差がある可能性もあります。
肌の乾燥や毛穴の開きなどの症状が続く場合は、POTENZAを導入している美容皮膚科で、肌状態の診断を受けることを推奨します。