読み：はむらほう
英語表記：Hamra Technique
ラテン語語源：Hamra（固有名詞／医師名）＋ Technique（技法）
カテゴリ：美容外科・形成外科・眼科
略語：なし
編集部結論、ハムラ法とは、加齢などによって目の下にふくらみやくぼみが生じた際に、皮膚の下から脂肪を移動させて目元の凹凸を整える美容外科の手術法です。
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| ハムラ法の 主な適応 | ⚪︎目の下の膨らみ・影クマ・凹み⚪︎下眼瞼脂肪突出・皮膚軽度弛緩⚪︎中顔面の凹凸不均一⚪︎脂肪過剰切除後の二次修正 |
| ハムラ法の 主な術式分類 | ⚪︎表ハムラ（皮膚切開＋脂肪再配置）⚪︎裏ハムラ（経結膜アプローチ）⚪︎拡大ハムラ（ミッドフェイスリフト併用） |
| ハムラ法の 主な手順ポイント | ⚪︎arcus・marginalis・release⚪︎眼窩脂肪を骨縁外へ移動し縫着⚪︎眼輪筋下に脂肪パッド固定⚪︎下眼瞼支持組織タイトニング |
| ハムラ法の 主なメリット | ⚪︎脂肪温存で凹み・ハロー防止⚪︎涙袋〜頬の滑らかな移行部復元⚪︎切開痕が目立ちにくい⚪︎長期的に自然な若返り輪郭 |
| ハムラ法の 主なリスク・副作用 | ⚪︎腫脹・内出血・浮腫⚪︎下眼瞼外反・睫毛外反⚪︎脂肪過不足・凹凸残存⚪︎感染・視力変化・ドライアイ |
| ハムラ法の 主なダウンタイム・生活制限 | ⚪︎腫れ・青あざ 1〜2週軽快⚪︎抜糸 5〜7日目⚪︎頭高位・冷却 24–48時間⚪︎激運動・入浴・コンタクト 1〜2週回避 |
ハムラ法は、眼窩脂肪を除去してしまうのではなく、眼窩脂肪の配置を最大限に生かして魅力的な目の下を作る方法です。
ハムラ法には、表ハムラ法と裏ハムラ法があります。表ハムラ法は、下まぶたの皮膚の表面側から切開して、眼窩脂肪にアプローチする方法です。
裏ハムラ法は、まぶたの内側（結膜側）からアプローチして眼窩脂肪の位置を再配置する方法です。
ハムラ法のダウンタイムは、表ハムラ法で2〜3週間・裏ハムラ法で1〜2週間と、皮膚表面を切開する表ハムラ法の方が少し長くなっています。
目の下のふくらみやくぼみが目立ち、疲れて見える・老けて見えると感じる場合、加齢に伴う脂肪の突出や皮膚のたるみが原因となっている可能性が高いです。
これらの状態が気になる場合には、脂肪の位置を調整するハムラ法のような選択肢について医師に相談することを推奨します。
