埋没毛

読み:まいぼつもう
英語表記:Ingrown Hair
ラテン語語源:in-(中に)+germinare(芽生える)
カテゴリ:皮膚科・美容・脱毛
略語:なし

編集部

結論、埋没毛とは、頻繁な自己処理によって、毛が皮膚の表面に出られなくなり、皮膚の下に埋もれてしまう状態のことです。

埋没毛の項目埋没毛の情報
埋没毛の
主な原因
⚪︎毛が皮膚の下で成長
⚪︎自己処理による刺激
埋没毛の
主な症状
⚪︎炎症
⚪︎赤み
⚪︎かゆみ
埋没毛の
主な予防策
⚪︎適切なシェービング技術
⚪︎保湿
埋没毛の
主な治療法
⚪︎角質除去剤
⚪︎抗炎症クリーム
埋没毛の
主な対象者
⚪︎毛のカールが強い方
⚪︎男性が多い
埋没毛の
主な関連リスク
⚪︎感染症
⚪︎色素沈着

埋没毛とは、皮膚の表面に出ることなく内部で成長してしまう毛のことで、主に毛を剃った後に、毛が皮膚内で巻き込まれることが原因で発生します。

埋没毛は、毛抜きにより皮膚が傷ついたり、除毛クリームにより毛が軟化し、毛穴の入り口が一時的に塞がれたりすることが原因になります。

埋没毛が起きやすい最大の原因は、刃が劣化しているカミソリや乾燥した状態でのシェービングにより、毛が皮膚内部で切れてしまい、皮膚表面に出られなくなることです。

編集部

埋没毛は、見た目の黒ずみや炎症・かゆみや痛み・腫れなどを引き起こす可能性があります。

また、生まれつき毛のカールが強い方や毛が皮膚に対して斜めに生えている場合、埋没毛になりやすい傾向にあります。

埋没毛の主な治療法は、レーザー脱毛や光脱毛(毛根破壊)・ピーリング(角質除去)・トレチノイン酸やレチノール外用(肌のターンオーバー促進)などがあります。

編集部

埋没毛の部分に対して、物理的に摩擦を与えたり、不衛生な状態を続けたりすると、症状が悪化する可能性があるので注意が必要です。

自己処理の際に毛が無理に引き抜かれたり、毛穴の角質が厚くなったりすることで、毛が皮膚の表面に出られなくなる可能性が高くなります。

たとえば、カミソリでの頻繁な自己処理後に、肌がプツプツと盛り上がったり、黒い点が見えたり、触るとザラザラしたりする状態は、埋没毛になっている可能性があります。

もし、埋没毛による炎症や見た目の悩みが続く場合は、皮膚科や美容皮膚科に相談し、適切なケア方法や治療についてアドバイスを受けることを推奨します。

まぶたのクリニック編集部
美容医療の知識を持ち、施術内容や患者の疑問点を分かりやすく伝えることを専門とする。カウンセリングや施術に関わる医療従事者としての視点から、美容整形に関する実際の体験談や正しい情報を提供。リスクや注意点についても正確に伝え、読者が安心して美容医療を選択できるようサポート。
備考
  • 国家資格保有
  • 美容医療に関する実務経験あり
  • 大手美容クリニックにて施術サポート業務担当
  • 最新の美容医療情報に基づき記事執筆
  • 患者目線の分かりやすいコラムを執筆
まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい
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