読み:しきそだっしつもう
英語表記:Colorless Hair in Medical Epilation
ラテン語語源:pigmentum(色素)+de(取り除く)+capillus(毛)
カテゴリ:美容皮膚科・皮膚科・医療脱毛
略語:なし

結論、色素脱失毛とは、毛髪のメラニン色素が失われることにより、白髪や透明に近い色になった毛のことです。
色素脱失毛の項目 | 色素脱失毛の情報 |
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色素脱失毛の 主な原因 | ⚪︎メラニン生成の低下 ⚪︎完全消失によるもの |
色素脱失毛の 主な症状 | ⚪︎毛髪が色素を失い白色、または透明になる |
色素脱失毛の 主な影響 | ⚪︎レーザー脱毛の効果が低下する可能性 |
色素脱失毛の 主な治療法 | ⚪︎光の波長を調整した特別なレーザー機器の使用 |
色素脱失毛の 関連する皮膚状態 | ⚪︎白斑 ⚪︎アルビノ症候群などの色素異常症 |
色素脱失毛の 主な予防法 | ⚪︎定期的な皮膚科医の診察と適切なスキンケア |
脱毛における色素脱失毛とは、レーザーなどによっておこる炎症により、一時的にメラニン色素が減少、または消失することで、毛の色が本来の色よりも薄くなったり白くなったりする状態です。
色素脱失毛の原因として、自己免疫疾患(円形脱毛症など)・加齢によるメラノサイトの機能低下・栄養不足(ビタミンB12欠乏など)などがあります。

レーザーや光での脱毛は、メラニン色素にアプローチし、破壊するため、色素脱失毛を引き起こすことがあります。色素脱失毛になると、脱毛の効果が低下することがあります。
色素脱失した毛の脱毛を希望する場合は、毛が細くメラニン色素の少ない産毛などに対応できる脱毛器を使用することで、高い脱毛効果を得られる可能性があります。
色素脱失毛が疾患により起因している場合、放置すると健康問題のリスクも伴うので、早めに医療機関への受診を推奨します。
色素脱失毛は、加齢による白髪だけでなく、皮膚疾患や自己免疫疾患、特定の薬剤(ブリーチ剤など)の使用やレーザー脱毛の照射などが、原因で生じる可能性が高いです。
特に、若い時期に部分的な白髪が増えたり、体毛の色が薄くなったりする場合は、健康上の問題が隠れている可能性も考えられます。
もし、ご自身の毛の色に変化を感じたり、部分的に白い毛が目立つようになったりした場合、一度皮膚科医に相談することを推奨します。