火傷(熱傷)

読み:やけど(ねっしょう)
英語表記:Burn
ラテン語語源:なし
カテゴリ:皮膚科・美容皮膚科・医療脱毛
略語:なし

編集部

結論、医療脱毛における火傷(熱傷)とは、脱毛施術中に使用されるレーザーや光の熱作用が原因で皮膚に発生する損傷であり、赤み・水ぶくれ・痛みを伴うことがある状態です。

火傷(熱傷)の項目火傷(熱傷)の情報
火傷(熱傷)の
原因
⚪︎医療レーザーの誤った設定照射
火傷(熱傷)の
主な症状
⚪︎皮膚の赤み
⚪︎腫れ
⚪︎痛み
火傷(熱傷)の
主な予防策
⚪︎施術前の肌の状態確認
⚪︎適切な冷却
火傷(熱傷)の
主な治療法
⚪︎冷却
⚪︎局所抗炎症薬の使用
火傷(熱傷)の
発生頻度
⚪︎医療脱毛全体の稀な副作用
火傷(熱傷)の
注意点
⚪︎医療機関での適切なアフターケアの重要性

医療脱毛における火傷(熱傷)は、施術時の熱が皮膚に過剰に伝わることで起こりますが、そのリスクは肌の状態・日焼けの有無・施術機器の種類・施術者の技術など、様々な要因によって変わります。

編集部

2017年3月に国民生活センターが行った脱毛の調査で「過去3年間に、脱毛を受けた後に、やけどや痛み、ヒリヒリ感などの身体症状が生じた経験があるか」1000人に調査したところ、火傷(熱傷)の症状があった人は3.3%の33人でした。

医療脱毛における火傷(熱傷)は、軽度の場合は赤みや軽いヒリヒリ感程度ですが、重度になると水ぶくれ・皮膚の剥離・色素沈着などが長期間続きます。

火傷(熱傷)が起きると、メイクで隠しにくくなる・衣服の摩擦で痛みが続くなど、美容面でのストレスが大きくなります。

施術前には日焼けを避け、十分な保湿を行い、施術当日は肌の状態を正直に報告することが安全な医療脱毛を受けるための第一歩です。

編集部

万が一火傷(熱傷)が発生した場合は、まず冷却し、市販の軟膏などで自己判断せず、速やかに施術を受けた医療機関または皮膚科専門医に相談しましょう。

医療脱毛における火傷(熱傷)は、施術中に皮膚が熱を持つことで赤みや痛みが生じる可能性が高いです。

また、施術後に皮膚がヒリヒリと感じる・色素沈着が起こることもあるため、日常的に皮膚の状態を注意深く観察することが重要です。

もし、施術後に火傷(熱傷)の症状を感じた場合は、施術を行った医療機関で早めに相談することを推奨します。

まぶたのクリニック編集部
美容医療の知識を持ち、施術内容や患者の疑問点を分かりやすく伝えることを専門とする。カウンセリングや施術に関わる医療従事者としての視点から、美容整形に関する実際の体験談や正しい情報を提供。リスクや注意点についても正確に伝え、読者が安心して美容医療を選択できるようサポート。
備考
  • 国家資格保有
  • 美容医療に関する実務経験あり
  • 大手美容クリニックにて施術サポート業務担当
  • 最新の美容医療情報に基づき記事執筆
  • 患者目線の分かりやすいコラムを執筆
まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい
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