ウルセラ

読み:うるせら
英語表記:Ultherapy
ラテン語語源:ultra-(超えて)+therapy(治療)
カテゴリ:美容皮膚科・非侵襲的美容施術・リフトアップ
略語:なし

編集部

結論、ウルセラとは、高密度の超音波エネルギー(HIFU)を肌の深層部にあるSMAS筋膜にピンポイントで照射する美容医療機器を指します。

ウルセラの項目ウルセラの情報
ウルセラ
の主な効果
⚪︎たるみの改善
⚪︎リフトアップ効果
⚪︎肌の引き締め
ウルセラ
の主な施術対象部位
⚪︎顔全体
⚪︎顎下
⚪︎首
ウルセラ
の使用技術
⚪︎高密度焦点式超音波(HIFU)技術
ウルセラ
の主な副作用
⚪︎軽度の腫れ
⚪︎赤み
⚪︎一時的な感覚異常
ウルセラ
の主な施術時間
⚪︎30分から90分
ウルセラ
の主な施術頻度
⚪︎年1回から2回

ウルセラとは、高密度焦点式超音波技術を用いて皮膚の深層を加熱し、肌の引き締めやリフトアップを目的とした非侵襲的な美容治療を施す医療機器の事です。

ウルセラの主な効果には、フェイスラインの引き締め・二重あごの改善・目元の小じわ、まぶたや目の下のたるみ改善・口角のリフトアップ・肌のハリ・弾力性の向上などがあります。

ウルセラの作用機序は、SMAS筋膜という皮下脂肪層と筋肉層の間にある薄い膜にピンポイントで照射し、コラーゲン繊維を熱で収縮させることで様々な効果が期待できます。

また、熱によるダメージを修復しようとする創傷治癒過程で、新しいコラーゲンエラスチンの生成が促進され、長期的なリフトアップ効果と肌の弾力性向上に繋がります。

編集部

エコー画像で皮膚の層を視覚的に確認しながら照射できるため、狙った深さに、正確にエネルギーを届けられる点が特徴です。

ウルセラの施術中は、骨に響くような熱感や痛みを感じることがあり、特に、神経に近い部位(顎下、エラ付近)で強く感じることが多いです。

編集部

ウルセラによる痛みが苦手な方には、事前の麻酔クリーム塗布や、笑気麻酔などのオプションを検討してみましょう。

ウルセラの施術後のダウンタイムは比較的短いとされますが、軽度の赤み・腫れ・熱感・筋肉痛に似た圧痛・鈍痛などの副作用が現れる可能性があります。

ウルセラの施術効果は、直後からわずかな引き締め効果を感じ、新しいコラーゲン生成が始まる2∼3ヶ月後から現れ始め、半年後にかけてピークを迎えることが一般的です。

編集部

効果の持続期間は個人差がありますが、6ヶ月〜1年半程度とされており、2回目の施術を検討する時期でもあります。

ウルセラの施術方法は、洗顔後、施術部位にジェルを塗布し、エコー画像を参考にしながら、専用のハンドピースを肌に当て、超音波を一点に集束させて照射します。

特に痛みが強い部位には、麻酔クリームや局所麻酔、笑気麻酔などを併用しながら、顔全体で30分∼1時間程度の施術を行います。

編集部

ウルセラの施術後は、肌が乾燥しやすくなることがあるため、十分な保湿と紫外線対策が重要です。

特にフェイスラインのぼやけや二重あご、目元のたるみなどが目立つと感じている場合、ウルセラが日常のスキンケアでは補えない部分に貢献する可能性が高いです。

ウルセラは、超音波エネルギーを肌の深部に正確に届けることで、切らずにたるみを引き締めることが期待でき、自然で若々しい印象を目指す方にとって有効な選択肢となり得ます。

ウルセラで得られるリフトアップ効果になどついて、まずは専門のクリニックで医師に相談することを推奨します。

まぶたのクリニック編集部
美容医療の知識を持ち、施術内容や患者の疑問点を分かりやすく伝えることを専門とする。カウンセリングや施術に関わる医療従事者としての視点から、美容整形に関する実際の体験談や正しい情報を提供。リスクや注意点についても正確に伝え、読者が安心して美容医療を選択できるようサポート。
備考
  • 国家資格保有
  • 美容医療に関する実務経験あり
  • 大手美容クリニックにて施術サポート業務担当
  • 最新の美容医療情報に基づき記事執筆
  • 患者目線の分かりやすいコラムを執筆
まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい
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