読み:けんばんほう
英語表記:Tarsal Fixation Method
ラテン語語源:tarsus(瞼板・まぶたの支持構造)+fixatio(固定)
カテゴリ:美容外科・形成外科・二重整形
略語:なし
項目 | 情報 |
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瞼板法の 主な特徴・分類 | ⚪︎ 切らない二重術・糸を瞼板に固定 ⚪︎ 挙筋法と比較し固定力強 ⚪︎ 2点・3点・4点など多点留め可 ⚪︎ 施術時間15〜20分 |
瞼板法の 適応・向いているまぶた | ⚪︎ 皮膚たるみ少・薄〜普通厚瞼 ⚪︎ アイプチ戻りやすい一重・奥二重 ⚪︎ 切開回避 ⚪︎ 眼瞼下垂リスク低め |
瞼板法の 手術工程・所要時間 | ⚪︎ 医療用極細糸で皮膚–瞼板を貫通固定 ⚪︎ 2〜4点留めでライン形成 ⚪︎ 所要15〜20分・局所麻酔のみ ⚪︎ 糸除去で元に戻せる可能 |
瞼板法の ダウンタイム・回復目安 | ⚪︎ 腫脹ピーク1〜3日・内出血1〜2週 ⚪︎ メイク・洗顔48h後可 ⚪︎ 日常復帰3日〜1週 ⚪︎ 完全定着1〜2ヶ月 |
瞼板法の 費用相場・料金要素 | ⚪︎ 両目相場10〜15万円前後 ⚪︎ 点数追加・保証延長で加算 ⚪︎ 麻酔オプション費用別途 ⚪︎ 切開法より低価格 |
瞼板法の リスク・注意点 | ⚪︎ 糸玉露出・ゴロゴロ感 ⚪︎ 糸緩み・ライン消失 ⚪︎ 内出血・腫脹・左右差 ⚪︎ 目をこする・ハードコンタクトで取れやすい |
瞼板法は、挙筋法に比べて、瞼板という硬い軟骨組織に糸を固定するので糸が取れにくい方法です。
筋肉が引っ張られないので、眼瞼下垂になるリスクが低いという特徴があります。
挙筋法に比べて簡単な手法なので、所要時間も短く、手軽に施術できるのがメリットです。
瞼板法は、挙筋法に比べて固定力が優れている分、ダウンタイムが長引く可能性があります。

1週間程度は腫れや赤みが続きますが、徐々に落ち着いてきます。
瞼板法は、くっきりとした二重を作るので、まぶたが厚い方・二重のラインが浅くアイプチが戻りやすい方に推奨する方法です。
まぶたを開けたときに二重のラインが浅く戻りやすいと感じる場合、瞼板法による埋没法が適している可能性があります。
まぶたの厚みや皮膚の状態に不安がある場合は、医師に適応があるか相談することを推奨します。