読み:すえひろがた
英語表記:Tapered double eyelid
ラテン語語源:なし(和製語であるため)
カテゴリ:美容外科・形成外科・眼瞼デザイン
略語:なし

結論、末広型とは、目頭側ではまぶたの折り目が狭く、目尻に向かって自然に広がる二重まぶたの形で、特に日本人を含むアジア人に多く見られる特徴的なまぶたの構造です。
末広型の項目 | 末広型の情報 |
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末広型の 主な形態特徴 | ⚪︎内側テーパー・外側拡大二重幅 ⚪︎中央高さ6.5〜8.5mm報告 ⚪︎蒙古ひだと連続する目頭の浅い折り目 |
末広型の 主な形成要因 | ⚪︎タルサス低位・前脂肪量多・皮膚癒着弱 ⚪︎蒙古ひだ皮膚牽引・内眥靭帯付着位置 ⚪︎遺伝・民族骨格差 |
末広型の 主な人口割合 | ⚪︎東南アジア成人101人の調査で末広型39.6% ⚪︎日本人20代の末広型88%→30代は37%に推移 |
末広型の 主な審美的特徴 | ⚪︎蒙古ひだ温存で特徴を保持 ⚪︎若年層が好む傾向 |
末広型の 主なライフスタイル留意点 | ⚪︎浅いラインでアイシャドウ乗り不均 ⚪︎二重テープ・アイグルーの短時間調整での使用 ⚪︎テープ4週間装用で角膜乾燥・結膜炎リスク報告 |
末広型の 主な治療法 | ⚪︎埋没法・糸留・可逆・短期ダウンタイム ⚪︎切開法+トラペゾイドデブランキング・形状調整高精度 ⚪︎蒙古ひだ温存デザインでエピカントプラスティ回避例 |
末広型のまぶたは、蒙古襞(もうこひだ)と呼ばれる目頭の皮膚が発達していることが多く、その影響で二重のラインが目頭側では浅く折れ込みます。

末広型の特徴は生まれつきの骨格・まぶたの筋肉の付き方・脂肪の量などにより決まりやすく、特に日本人を含むアジア人に多く見られます。
末広型の二重はナチュラルで控えめな印象を与えるため、上品な目元を好む方に人気があります。
ただし、ラインの幅が狭いため、加齢によって皮膚がたるんでくると二重が目立たなくなることもあるでしょう。また、アイメイクの映え方に物足りなさを感じる方もいるため、まつ毛用アイテープなどを併用することもあります。
末広型は蒙古襞の大きさやまぶたの厚みによって、見た目の印象に違いが出ます。
末広型は、メイク映えしやすいタイプから一見一重に見えるタイプまで様々です。
ただし、術後の腫れやむくみ、紫外線などの外的刺激によってラインが変化することもあるため、丁寧なアフターケアが大切です。
目頭側の二重幅が狭く、目尻にかけて広がるラインが自然に見える場合、末広型のまぶたである可能性が高いです。
普段のメイクでアイシャドウが均等に乗りにくいと感じたり、二重幅の左右差が気になる方は、自身のまぶたのタイプを把握することで目元の印象を改善できる可能性があります。
まぶたの形に合わせたメイク方法や施術を検討する際は、専門医によるカウンセリングを受けることを推奨します。