切開法

読み:せっかいほう
英語表記:Incisional Double Eyelid Surgery
ラテン語語源:in-(中へ)+caedere(切る)
カテゴリ:美容外科・形成外科・二重整形
略語:なし

編集部

結論、切開法とは、まぶたの皮膚を切開して、内部組織にアプローチすることで、半永久的な二重を形成するための美容外科手術です。「全切開法」と「部分切開法」の2種類があります。

項目情報
切開法の
主な目的・適応
⚪︎長期安定二重ライン形成
⚪︎後戻り予防
⚪︎厚い皮膚
/眼窩脂肪が多い上眼瞼
⚪︎埋没法再発⚪︎軽度皮膚弛緩対応
切開法の
手術方法概要
⚪︎上眼瞼皮膚切開
全切開約3-4 cm
・小切開5-10 mm
⚪︎眼輪筋⚪︎ROOF
⚪︎眼窩脂肪減量後
に瞼板前固定
⚪︎6-0ナイロン連続縫合
・抜糸5-7日
切開法の
ダウンタイム目安
⚪︎腫脹ピーク術後48-72 h
⚪︎抜糸5-7日⚪︎内出血消退2週
⚪︎最終形態安定3-6 か月
切開法の
期待される美容効果
⚪︎くっきり二重溝強調
⚪︎目元立体感向上
⚪︎アイメイク映え
⚪︎眉挙上癖軽減
切開法の
合併症・リスク
⚪︎左右差⚪︎過矯正⚪︎ライン消失
⚪︎肥厚瘢痕⚪︎感染⚪︎血腫
⚪︎合併症率約5 %
⚪︎折り返し消失率2 %
切開法の
術後ケア
・生活上の注意
⚪︎48 h冷却⚪︎頭高位睡眠
⚪︎点眼薬使用
⚪︎飲酒/激運動
/入浴1 週回避
⚪︎UV対策徹底⚪︎禁煙
⚪︎長時間スクリーン作業短縮

切開法とは、厚いまぶたや眼窩脂肪などの内部構造にアプローチすることで、半永久的な二重形成する美容外科手術です。

切開法は、加齢や筋力低下によるまぶたのたるみ・脂肪の量が多い・まぶたの構造などが原因で、悩んでいる方に有効です。

編集部

切開法には、全切開法と部分切開法の2種類があります。全切開法は、二重にしたいラインを全体的に切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除きます。
部分切開法は、二重ラインの一部のみを切開し、たるみを改善します。

切開法を受けることで、アイメイク映え・半永久的な二重・目元の立体感向上などの美容的効果が期待できます。

切開法は、まぶたにメスを入れるため、ダウンタイムの完全回復には約1ヶ月かかる可能性もあるので、術後のスケジュール管理に注意が必要です。

切開法を受けた後、過度な運動・紫外線・激しい表情など圧力・飲酒・喫煙などは、回復を遅らせたり、合併症のリスクを高くすることがあるので、行わないようにしましょう。

編集部

自分のスケジュールに寄り添った、切開法プランや時期を提案してくれるクリニックを選ぶと安心です。

まぶたのたるみが気になり始めた場合、加齢による皮膚のハリ・まぶたを持ち上げる筋力低下などの可能性が高いです。

編集部

切開法は、加齢による構造変化だけでなく、まぶたが厚く二重が安定しにくい方にも適している美容手術です。

また、外科手術である切開法は、感染や腫れなどの合併症のリスクを伴うため、美容外科専門医と十分に相談することを推奨します。

過去に切開法以外の美容手術で満足できなかった方は、切開法も選択肢に入れて医師と相談することで、悩みを解決できる可能性があります。

まぶたのクリニック編集部
美容医療の知識を持ち、施術内容や患者の疑問点を分かりやすく伝えることを専門とする。カウンセリングや施術に関わる医療従事者としての視点から、美容整形に関する実際の体験談や正しい情報を提供。リスクや注意点についても正確に伝え、読者が安心して美容医療を選択できるようサポート。
備考
  • 国家資格保有
  • 美容医療に関する実務経験あり
  • 大手美容クリニックにて施術サポート業務担当
  • 最新の美容医療情報に基づき記事執筆
  • 患者目線の分かりやすいコラムを執筆
まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい まぶたのクリニック編集部のボックスのあしらい
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