倉林 譲 氏の経歴
1968年 | 日本大学 獣医学研究科 | 卒業 |
1968年 | 日本大学 農獣医学部 | 専任講師 |
1973年 | 岡山大学 医学部 | 助手 |
1981年 | 岡山大学 医学部 | 教授 |

ここからはまぶたのクリニックの編集部である私が、実際に医療痩身の論文について解説していきます。
耳針痩身法とは?
医療ダイエットやエステダイエットなど、ダイエット方法には様々な種類がありますが、近年は耳針痩身法の研究が進んでいることをご存知でしょうか?
耳針痩身法とは、特定の耳つぼに針で刺激を与えて、体重減少を期待するものです。
結論、耳針痩身法は、緩やかではあるものの減量効果があることが分かり、健康への副次的効果も確認されました。
本記事で取り上げる論文は、単純性肥満 と症候性肥満の2種類の肥満症を対象とした臨床研究を実施し、その効果や問題点などを考察しています。
臨床研究の概要は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
治療対象 | 単純性肥満・症候性肥満を含む114名 |
使用機器 | Synchro pulse type SD-201(通電装置付き) |
刺入点 | 胃点・飢点・肺点・大腸点・小腸点・心点・降圧点など |
治療回数・期間 | ■平均治療期間:47.7日(最大145日、最小7日) ■平均治療回数:9.3回(最大33回、最小2回) |
治療頻度 | 週1~2回、間食中止の指導あり |
【臨床研究の検証】耳針痩身法による体重変化と効果の傾向
耳針痩身法を行った対象者の体重変化は以下の通りです。
体重の変化 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
減少した | 70名 | 61.5% |
変化なし | 40名 | 35.0% |
増加した | 4名 | 3.5% |
また、体重の変化において、以下のような傾向が見られました。
- 治療期間が長いほど体重が減少する傾向にある
- 標準体重が大きい患者ほど減量効果が高く、特に+30%以上の標準体重超過者では効果が大きい
- 食事療法を併用した患者ほど減量効果が高い
- ピアス・薬物不を使用していない患者ほど減量効果が高い
【耳針痩身法】体重変化と目的・患者のモチベーションとの関連性は?
本研究では、耳針痩身治療における患者の目的とモチベーションについての関連性についても触れられています。
減量目的 | 対象者数 | 平均減量 |
---|---|---|
病気 | 20名 | −2.99kg |
健康 | 57名 | −2.58kg |
美容 | 24名 | −1.44kg |
病気治療を目的とした患者が最も減量効果が高く、次いで健康維持、そして美容目的の患者が最も効果が低いという結果が得られました。
意欲レベル | 人数 | 平均減量 |
---|---|---|
強い | 50名 | −2.94kg |
普通 | 30名 | −2.43kg |
半信半疑 | 6名 | −1.25kg |
痩せたいという気持ちが強い患者ほど、治療効果が大きいことも明らかになりました。
耳針痩身法は、痩せる必要がある・痩せたい気持ちが強いなど、患者のモチベーションが治療効果に影響することが示唆されます。
耳針痩身法で得られる副次的な健康効果
今回の研究では、減量以外の身体への変化があったことが報告されています。
項目 | 割合・詳細 |
---|---|
食欲減退 | 47.7% |
少量の食事で満足できる | 27.2% |
歩行が楽になる | 9.6% |
その他の変化 | ・熟睡できるようになった ・肩こりが治った ・頭痛がなくなり頭がすっきりした ・便秘がなくなり胃腸の機能が良くなった ・膝の痛みがとれたなど |
耳針痩身の治療により、減量効果だけでなく、様々な全身症状が改善される可能性があることが分かっています。
本研究では、患者の約半数以上が、針を圧迫した箇所に疼痛・異和感を感じていました。
一方で、局所症状がない、あるいは圧迫しても無痛であると回答した患者も一定数いたことが分かっています。
耳針痩身法は、比較的痛み・副作用が少ないため、患者への負担が少ないダイエット方法と言えるでしょう。
【データ分析】耳針痩身の実施前・後の血液変化
耳針痩身の実施前後に行われた血液検査では、以下の変化が認められました。
項目 | 結果 |
---|---|
糖尿病患者の血糖値 | 減少傾向が確認された |
IRI(インスリン反応) | 改善あり |
投薬状況 | 内服薬やインスリンの中止・減量に至る例あり |
また、中性脂肪や肝機能の値を示すALP(アルカリフォスファターゼ)においても、減少する傾向が確認されています。
耳針痩身法は、単に体重減少だけでなく、代謝機能にも良い影響を与える可能性があることが分かりました。
耳針痩身法で効果が出やすい患者の特徴のまとめ
本研究結果を元に、耳針痩身法で効果が出やすい患者の特徴をまとめてみましょう。
- 標準体重が多い患者
- 食事療法を併用できる患者
- 痩身意欲が強い患者
- 胃の疾患で治療を受けた経験がある患者
- 健康(単純性肥満)な患者
- ピアス・薬物の使用経験がない患者
また、本研究の対象者のうち97.7%の患者が治療を継続したいと考えていることが分かりました。
熱心に治療しようとする患者ほど減量効果が大きいため、耳針治療による痩身効果を最大限に引き出すためには、患者自身の強い痩身意欲が必要と言えるでしょう。
耳針痩身法の安全性と今後の課題・可能性について
本研究では、治療期間中に重篤な副作用が起きたという報告はありませんでした。
軽い吐き気を訴えた患者が1.8%と、軽微な副作用であるため安全性に問題がないと言えます。
針治療の痩身効果においては、約20%に効果なし、または逆効果であったため、過剰な治療を避け、3ヶ月を目処に治療継続の判断をするのが望ましいようです。
耳針痩身法は、患者への負担が少なく、減量効果に加えて副次的な健康効果も期待できます。
しかし、耳針療法による痩身は、時間をかけてゆっくりと効果が現れる傾向があるため、施術者・患者の双方が焦らずに治療を継続することが重要です。
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このように、当院では信頼のおける学術誌で発表された論文等を参考に、クリニック選びの実践的なアドバイス・治療内容の解説をしております。
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